人は信用するものでしょうか?
それとも、信用しないものでしょうか?
たぶんお決まりのことでは、信用すべきなのでしょうね。
道徳の時間なら、そう教えるかもしれません。
でも、人もそれぞれですよね。
だまされて、信用できなくなった人、また、ひどい目にあわされて、人と付き合わなくなった人、いろいろです。
でも、そう思っている人も人なので、なんだか人って、やっぱり不思議です。
もちろん、わたしも含めて。
なんだか、最近、こんなことを思うようになっています。
ちょっとまずいのかしら?
何でも年のせいにするのも良くないですが、やっぱり考えますよね。
自分の人生ですもん。
それだけ、仕事ばっかりだったわたしみたいな女には、婚活は、勇気のいることでもあるようです。
この前、メールアドレスを交換した人と、二度目の食事をしました。
今度は、日本食のお店で、当然、アルコールもありです。
そうして、近況を話していたら、彼が悩みを言ってきました。
どうも、今の職場で、管理職を任されるようになり、部下の面倒が大変なようです。
彼よりも、年上の人がいるらしく、しかも、大学が一緒のようで、やりづらいとのことです。
そこで、わたしも管理職になるので、どうしたら、そういう部下をきちんと扱えるかっていうことを聞いてきました。
わたしは、大事なのは、人として扱って上げること、と言いました。
そうしたら、彼は、なるほどと思ったようです。
でも、人として扱うということも、結構、難しいことで、とても漠然としたことです。
しかも、仕事の中では、業務命令もあります。
強制的なことが必要な時もあります。
そうなれば、人として扱う、ということも、多少なりとも変わるかもしれません。
もちろん、相手の意思などを尊重することが大事です。
けれども、その意思を翻させることも、時に必要です。
だから、上司って言うものも、特に中間管理職は、嫌なものですよねえ。
日系企業でも、外資系企業でも、変わりはないと思います。
こんなことも、もうちょっと優しく言いました。
そうしたら、彼、ふとこんな言葉を洩らしました。
「さすが、姉様ですね」
にこにこしながら、グラスのお酒をがぶがぶ飲んでいました。
わたしは、なんだか冷めた感じになりました。
姉様。
ああ、彼はわたしをお姉さんのように見ていたのかもしれません。
食事の後、わたしたちは帰路に付きました。
そうして、わたしは、ちょっとだけ寂しくなりました。
信用していたんですけど、なんか、それもわたしの片思いの感じがしましした。
